· 

ミャンマー人の方の退居立ち合いを行いました!

皆さんこんにちは。インターン生の久門です。

本日は川崎市内で新しい家へ引っ越すミャンマー人の方の退居の立ち合いを行いました。

 

ブログをご覧の方の中には、なぜ立ち合いが必要なのか疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。私もインターンに実際に携わるまでは詳しくは知らなかったのですが、日本の賃貸のルールや難しい日本語を理解することが難しい外国人に法外な高額請求を行う悪質な不動産会社が存在するため、当会のスタッフが立ち会うことで未然にそれを防ぐことができるそうです。

 

今回退居される方はミャンマー人の奥様とお子さんと一緒に住まれていたそうです。お子さんがまだ小さいということもあり、部屋の中に数か所、襖が破れた所や壁紙にシミが付いている場所がありました。不動産会社の方の見積もりの結果ハウスクリーニング代にそれらの箇所の修繕費を上積みしたものから敷金を引いたものが後日請求されるとのことでした。

 

お風呂に入って目を離している隙にお子さんが壁紙に乳製品を塗ってシミを作ってしまったそうです。

賃貸のルールは国ごとで多岐にわたります。ミャンマーでは家賃は毎月の支払いではなく、1年分をまとめて払い敷金も礼金もないというのが一般的なようです。賃貸システムが日本とまるで異なる国の人からしてみると契約をする際には不動産会社の人に頼り切りになるだろうし、万が一悪質な業者に当たってしまって払う必要のないお金まで払わされても気づくことはかなり難しいであろうことは容易に推察できます。不動産トラブルに巻き込まれてしまう外国人の方を少しでも減らしていくために日本の賃貸のルールについて外国人の方に周知する方法を考える必要性を強く感じる出来事でした。

新型コロナウイルスによる入国制限の緩和に伴い今後も定住支援の需要はますます増えていくことが予想できますので、またこのような機会があれば皆さんにご報告できればと思います。