
こんにちは、支援員の杉原です。
日本に来たばかりで、すぐに働きたいと考えている外国人の、アルバイト探しはとても大変です。日本語でのコミュニケーションが難しいため、なかなか働き先が見つからないのが現状です。
しかし、最近では留学生を積極的に採用してくれる企業も増えてきました。
今回、初めての面接に臨んだ学生たちはとても緊張していましたが、「日本語学校で学んでいるため、今後日本語力が向上する」という点をアピールしました。
また、今回はミャンマー出身の仲間と一緒に応募していたこともあり、「母国語で連絡が取りやすいこと」「お互いに仕事内容を教え合ったり、助け合ったりできること」など、チームで働くメリットも強調しました。
その結果、応募者全員が採用されることになりました。
採用が決まった時点から、住所、在留カード、パスポート、銀行口座情報などを、日本語や英語の画面を使って入力していきます。これらの個人情報の登録作業は、慣れない言語環境の中で行うため、在日外国人にとっては大きな負担となることもあります。
すべての必要書類が揃い、情報が正しく登録されてはじめて、正式に採用が確定します。
彼女たちが日本での生活を始めるにあたって、生活の基盤となるアルバイト探しがうまくいったことが、今回同行して最も嬉しかったことでした。