同行支援日記Part3

同行支援日記  Part3

 

こんにちは! インターン生の鶴見咲希です!

今回のブログは、同行支援日記Part1、Part2の続きです。

引き続き同行支援の感想や気づき・学びを皆さんと共有したいと思います。

 

 

まだ同行支援日記Part1、Part2を読まれていない方は、先にPart1、Part2を読んでいただけると、理解がしやすいのかなと思っています。

 

★ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです。

-index-

【5】学び★

【6】これからのこと・・・

【7】あとがき

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【5】学び★

今回の同行支援をきっかけに、在日ミャンマー人についての理解が深まると同時に、在日外国人をサポートするNPOの存在の重要性を学びました。

後日、代表に質問しました。「ドキュメンタリー番組などでは、技能実習生は過酷な仕事現場で低賃金の中毎日暮らしていると報道していた。しかし私が今回会った技能実習生は、困っているのは日本語のみでかつ、仕事は比較的簡単。ミャンマーより日本は高収入だから日本に来て良かったと思っていると言っていた。今回会ったミャンマー人の方と、報道されているような厳しい労働環境で働かされている技能実習生との違いは何なのか。」 と団表に質問しました。  

 代表は、「在日外国人が仕事を継続してできるのは、私達が前職と似ている仕事を探して提供しているからなんだよ、似た仕事をすれば、日本語がわからなくても仕事ができてしまう、だから雇用主との揉め事が少ないし、またストレスも少ないから離職する人は少ないんだよ。逆にこのようなサポートがなければ、ドキュメンタリー番組などでクローズアップされている人たちのように過酷な現場で働く人が増えてしまう。」と答えてくれました。

このように前職と似たような職場探し&職場提供➕今回の入管への同行支援のように、わからない・不安なことがあったらすぐ聞ける体制、信頼関係が存在するからこそ、在日外国人は安心して仕事ができるし、それが日本での生活の安定に繋がるのだな、と学びました。

 

 

【6】これからのこと・・・

学ぶことは確かに多かったのですが、埼玉まで行き同行支援をすることはやはり大変で交通費もかかります。また、その交通費・行くまでの時間でなにか他の支援ができるのではないかと思いました。

願望としては、このリンクトゥミャンマーの理念に賛同してくれて、全国各地に同行支援に行ってくれる人が増えたらいいなと思っています。

そうすれば、より多くの在日外国人の暮らしを守って行ける、そのことは日本の人手不足の仕事を担ってくれている在日外国人が働きやすい環境を整えることに繋がり、更には日本経済の発展に繋がるはずです。

 

 

【7】あとがき ~同行支援後~

同行支援前は、在日外国人が日本語で困っているとはあまり思いませんでした。

今回同行した方のビザ更新申請書の中に、東京出入国在留管理局という言葉がありました。しかし彼の分かる漢字は東京のみで、その言葉が施設名とすら分かっていなかった様子でした。何度かスマホの翻訳機を使って日本語を解読していて、在留カードも翻訳機を使って内容を理解していました。

関係ない話にはなりますが、翻訳技術の進歩がこのような形で観光目的以外にも、人の役に立っているんだなと技術発展の恩恵を感じました。

しかし‥

帰り際に、彼は交通ICカード(スイカ、PASMOなど)を作るため東京に行こうとしていました。けれど現在はICカードを作ることができないと公表されています。(半導体不足のため。)彼はミャンマー語でスマホで調べたら、ICカードを東京で作れること知ったらしいのですがそれは古い情報で、最新情報の現在はICカードを作ることができないという情報までたどり着くことができなかったみたいです。私が今日彼が作りに行くという話を聞いて、今はICカードを作ることができないと伝えなかったとしたら、彼はそのまま東京に行ってしまっていたのだと思います。

その出来事から、在日外国人は翻訳機は使えるが、ネットで正確かつ最新の情報を得ることは難しいのだなと気づきました。

また日本人の私でも、最新の情報を得るために複数の情報源から調べているので、外国人にとっては更に困難になることを実感しました。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました♪

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