半年ぶりの再会

こんにちは!支援員の大山です。

昨日今日と、上着を着ていると汗ばむほどの陽気でした。

早咲きの我が家の梅の木は、

もう小さな実をたくさんつけています。

 

青空の広がる早春の日、

アルバイトの面接同行支援に行ってきました。

支援の対象者は、昨年の9月に来日した

30代のミャンマー人女性です。 

 

彼女は、私が支援員としての初仕事で担当したミャンマー人。

来日早々に関東某市の市役所で行政手続きの同行支援を行った方でした。

馴染みのないお役所言葉で、次々に指示される内容を

スマートフォンの翻訳機能を通して伝えると、

彼女は、まだ甘えたい盛りの坊やをあやしながら

書類を埋めて、やっと全てを提出。

言葉が通じないながらも、彼女はいたずらっぽい笑みと

ジェスチャーで、お疲れさま!と健闘を

称えてくれました。

 

それから半年が過ぎて、彼女は元気にしているかな?

と時々思い出していましたが、今回彼女の

アルバイトの面接に同行支援する機会を得ました。

久しぶりに再会した彼女は長かった髪をバッサリ切って、

自転車で颯爽と待ち合わせ場所に現れました。

そしてあのイタズラっぽい笑みで

「こんにちは。元気でしたか?」と!

 

約束の時間まで、面接の予行練習をしながら

近況を話してくれました。

相変わらずスマートフォンの翻訳に助けられながらの

やりとりでしたが、

頻繁に混じる日本語に、彼女の逞しさや苦労、努力の

跡が伺え、胸が熱くなりました。

 

祖国では小学校の先生をしていたそうですが、

まだお客様とのコミュニケーションに自信がないとのことで

レストランの調理アルバイトへの応募です。

店長さんとの面接が終わると、「あー、ドキドキした!」と

天を見上げる大きなジェスチャー。二人で声をあげて笑いました。

 

元気に手を振って自転車で去っていく彼女の後ろ姿を見ながら、

バイト仲間と愚痴を言い合ったり、ママ友とレシピを交換したり、

地下鉄を乗り継いで坊やとお出かけをする日々が

当たり前になるといいな、と思いました。

 

小さな実をつけたあの梅の木のように、彼女の日本での暮らしも、

これからゆっくり実っていってほしいです。